筋かい

2007/09/08
豆知識

在造在来工法の場合、耐震性を高めるのに筋かいがとても重要になります。柱と梁に囲まれた四角形に筋かいを入れて三角形にすることで、強度を増します。この三角形をトラスと言いますが、橋や体育館の屋根などによく使われます。
筋かいでしっかりと三角形が出来ている事を前提に基準が定められているので、正しく施工されないと強度不足の家が完成してしまいます。
筋かいの端部は、柱と梁の交差部で両方の部材に掛けなくてはなりません。写真は筋かい端部が柱の途中に付いていますが、これ程ひどいのは初めてです。何の役にもたたないので、材料が無駄なだけです。建てた大工さんは、恐ろしい事に筋かいの知識がゼロだったみたいですね。


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Posted by 山下陽平

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