しばらく間があいてしまいましたが、本日は残りの次々販売商法をご紹介します。
70歳代の女性が、一人暮らしをしている90歳代の母親の家を尋ねたところ、隣の人から「最近工事業者の出入りが多いみたい」と教えてもらいました。不安を感じて家の中を探すと、契約書が次から次へとでて来ました。
契約書で確認できただけで、5年間で18社と47件、合計1600万円ものリフォーム契約を繰り返していました。
殆どが訪問販売で契約をし、その日の内に工事が行われていました。業者は年金支給日に集金をし、貯金は底をついていました。
隣人は、冷静な目で見ています。年配者が一人暮らしをしている場合、何かあったら注意してもらえるよう、普段からの人間関係作りが大切です。
2年前から業者が家に来て、次々とリフォーム工事をしていきます。はじめは「電気が暗い」と言って天井照明を変えただけだったのですが、その後警報器・窓ブザー・トイレ・台所・風呂と続き、金額も高くなっていきました。
毎回断っているのに勝手に工事をされ、怖いので全て現金で支払いましたが、領収証も契約書も一切貰いませんでした。
工事を行う前には、契約を交わさないといけません。第三者に書類を見せることで、詐欺から身を守ることができます。
次回はかたり商法です。