確認検査には限界?


愛知県半田市のビジネスホテルで構造計算書が偽造された事件で、建築確認審査で偽造を見逃したとして愛知県に損害賠償請求した裁判の判決が名古屋高等裁判所で出ました。
判決は、県の責任を認めませんでした。
理由は、建築確認制度は建築士に対する信頼を前提としており、限られた期間内で審査を行う県には限界があり、過失は無かったと言うものでした。
制度の趣旨を問いたいとして、最高裁に上告されました。
建物は建築確認を取らないと建てられない訳で、制度自体の見直しが必要になりそうです。
最高裁でどんな判決が出るか注目ですが、施主は本当に信頼出来る業者を見つけないと、怖くて建てられません。
早く安心な体制が出来ることを望みます。


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